有川浩

「塩の街」

塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女。男の名は秋庭、少女の名は真奈。静かに暮らす二人の前を、さまざまな人々が行き過ぎる。あるときは穏やかに、あるときは烈し…

大森望氏が大絶賛する有川浩氏。 「図書館戦争」が本の雑誌で2006年上半期エンターテインメント第1位を取ったのを機に, 「空の中」「海の底」「図書館戦争」をまとめて読んでみました。 以下,順に感想を…。 「空の中」 ストーリーがとてもユニークです。 …