2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「葉桜の季節に君を想うということ」

ひょんなことから霊感商法事件に巻き込まれた「何でもやってやろう屋」探偵・成瀬将虎。恋愛あり、活劇ありの物語の行方は? 前に友人に教えてもらった本が文庫化されていたので,読んでみました。なるほど,確かに最大のトリックには気づきませんでしたねぇ…

「さよなら絶望先生」

最近,自分はなにか間違った方向に向かっているのではないかという気はしなくもないのですが,面白いからいいのですw とりあえず5巻まで読みました。とても現代的なマンガというイメージ(メタ的,時事ネタ・元ネタあり,女性キャラだらけ…)ですが,素直に…

「デトロイト・メタル・シティー」

「デスメタルバンドのボーカル,クラウザー?世の正体は気弱な青年」という設定だけの,完全な一発ネタなのですが,それにしても1巻は面白い!ナンセンスなギャグのセンスが素晴らしい(なんのこっちゃ…)という感じで,「クラウザーさんの1秒間に10回レイプ…

「カラスヤサトシ2」

「カラスヤサトシ2」は「カラスヤサトシ」に続くカラスヤサトシ氏の2作目の単行本(なんかややこしいw)。カラスヤ氏の変態的な体験談を描いた4コママンガは相変わらず面白く,2作目になっても勢いが衰えておりません。個人的には「たますだれ」ネタがお気…

最近読んだギャグマンガ

この歳になって大喜びでギャグマンガ読んでいる自分に絶望した! …ということで,最近(でないのもあるけれど)読んだギャグマンガをまとめて。

「IX(ノウェム)」

おのが観察する事象の成り立ちやその行方を、万象を司る五元素の運行になぞらえて見切る技、五行算法の使い手―趙五行。趙に率いられた達人たちに囲まれて育った燕児は、ある日、運命的な出会いを果たす。その相手とは、違い昔に滅びし神々―“震人”に関わる者…

「老ヴォールの惑星」

偵察機の墜落により、おれは惑星パラーザの海に着水した。だが、救援要請は徒労に終わる。陸地を持たず、夜が訪れない表面積8億平方キロの海原で、自らの位置を特定する術はなかったのだ―通信機の対話だけを頼りに、無人の海を生き抜いた男の生涯「漂った男…

「冬の巨人」

終わりのない冬、果てのない凍土の只中を、休むことなく歩き続ける異形の巨人”ミール”。 その背に造り上げられた都市は、人々の暮らす世界そのものだった。都市の片隅に住む貧しい少年オーリャは、神学院教授ディエーニンの助手として、地上から、そして空か…

「クレイジーフラミンゴの秋」

菅野晴は中学一年生の女の子。クラスではなぜか学級委員を務めているが、そんな大役は自分に馴染まないと思っている。好きなのは、ロボットアニメの話や洋楽を聞くこと、そして、こっそり歌うこと。だから同級生の女の子たちの話題に今ひとつノりきれず、か…

「ジェネラル・ルージュの凱旋」

桜宮市にある東城大学医学部付属病院に、伝説の歌姫が大量吐血で緊急入院した頃、不定愁訴外来の万年講師・田口公平の元には、一枚の怪文書が届いていた。それは救命救急センター部長の速水晃一が特定業者と癒着しているという、匿名の内部告発文書だった。…

「未完成」

世界の常識がひっくりかえっても美沙汰にすることができない大事件―二重三重に閉ざされた孤島の射撃場で、何人もの隊員が見守るなか、小銃が消え失せた!事態を完璧な秘密状態のまま解決するという難題に挑むのは防衛庁調査班の朝香二尉と相棒の野上三曹。謎…

「アンノウン」

自衛隊は隊員に存在意義を見失わせる「軍隊」だった。訓練の意味は何か。組織の目標は何か。誰もが越えねばならないその壁を前にしていた一人の若い隊員は、隊長室から発見された盗聴器に初めて明確な「敵」を実感する…。自衛隊という閉鎖空間をユーモラスに…