2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「GO-ONE」

『ジョッキー』の著者が描く青春疾走小説。 若手騎手・一輝は持ち前の「豪腕」で猛追をかける戦法を武器にしていた。 しかし、落馬事故から馬に乗れなくなってしまい…。 10万部突破『ジョッキー』の著者が疾走する青春を描く。文庫書き下ろし。 曲がりなりに…

「終末のフール」 伊坂幸太郎

あと3年で世界が終わるなら、何をしますか。 2xxx年。「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されて5年後。 犯罪がはびこり、秩序は崩壊した混乱の中、仙台市北部の団地に住む人々は、 いかにそれぞれの人生を送るのか? 傑作連作短編集。 伊坂作…

魚住昭氏の2作を紹介

書く書く,と宣言しつつ全然書いていなかった 「ニュージャーナリズム」についての紹介。 どうしても昔読んだ本のことなんで, 自信を持って書けないところが…。 と,とりあえず曖昧な記憶と 抽象的な評価ばかりになっちゃいますが, ライターさんの紹介と言…

「赤朽葉家の伝説」 桜庭一樹

“辺境の人”に置き忘れられた幼子。 この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、 赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。 これが、わたしの祖母である赤朽葉万葉だ。―千里眼の祖母、漫画家の母、そして…

「涼宮ハルヒ」シリーズ 谷川流

「ただの人間には興味ありません。 この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」。 入学早々、ぶっ飛んだ挨拶をかましてくれた涼宮ハルヒ。 そんなSF小説じゃあるまいし…と誰でも思うよな。俺も思ったよ。 だけどハルヒは心…

「となり町戦争」 三崎亜紀

ある日、突然にとなり町との戦争がはじまった。 だが、銃声も聞こえず、目に見える流血もなく、人々は平穏な日常を送っていた。 それでも、町の広報紙に発表される戦死者数は静かに増え続ける。 そんな戦争に現実感を抱けずにいた「僕」に、町役場から一通の…