半年振りに更新して2009年総括とか。。。

年始の挨拶もせずに更新滞ってしまい申し訳ありません...。もう、言い訳のしようもないくらいに放置してしまいました。本は読んでいるのですが、いまいち感想をアップできないうちに次の読書にいってしまう。。。


とりあえず、私の2009年の読書は冲方丁につきましたね。シュピーゲルシリーズの面白さが群を抜いていた。小説でも漫画でもアニメでも実写でも、あの勢いと迫力は今までにない体験でした。本屋大賞にノミネートされた「天地明察」とは大きく方向性が異なる作品ですが、やはりシュピーゲルシリーズのほうが冲方丁らしくて、今後もこっちの方向性で書き続けてほしいと思ってしまいます。
船戸与一蝦夷地別件」も素晴らしかった。まさに映像が思い浮かぶような文章。映画を観ているようなイメージで文章を読める作品でした。明るい物語でもなければ、読後感の爽やかな話でもありませんが、しっかりとエンターテイメントになっている不思議。ミステリ的に話を展開させる点も、読みやすさの点でポイントが高かったです。これだけ長い物語になると、どうやって「読ませるか」も作家さんの力量だと思うので。
とらドラ」の小説版は、10巻で号泣w 過去に物語でこんなに泣いたことはないよ!テレビ版は大河と竜児の恋愛についてはきちんと描かれていた反面、竜児の親子問題については展開が急すぎた印象でした。しかし、それはこの10巻を読んで補完できた!竜児とやっちゃんの再開シーンは、実家で読みながら涙が止まらなくて、親が部屋に入ってこないかヒヤヒヤしていましたよw
アニメでは「とらドラ!」が大傑作でした。上にも書いたように竜児の親子関係については、話数の問題もあってか急ぎすぎでした。しかし、アニメ版は一つ一つのシーンとても印象的。クリスマス「あの」シーンや雪山のシーンなど、小説版に比べてアニメ版のほうが圧倒的にインパクトが強かったです。
あとは「化物語」。映像がカッコイイ!映像にしづらいであろう「無駄話」の部分を、クールな映像で演出するという素晴らしいアニメ化でした。これは小説も読みたくなるなー。


…とまぁ、間に合わせ的に2009年の私の読書などを総括してみましたw 今後、こちらでどれだけ更新できるかはわかりませんが、とりあえず読了した本の一言コメントはこちらで書いていく予定です。


http://book.orfeon.jp/public/?user=m-16015792


また、twitterでもつぶやいていたりしますので、もしこんなサイトをみている方がいればフォローしていただけるとうれしいです。読了本についてもたまにつぶやいていますので。


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…もしこれでフォローしてくれている方がいたら、素直にうれしいなぁw