2007-01-01から1年間の記事一覧

魚住昭氏の2作を紹介

書く書く,と宣言しつつ全然書いていなかった 「ニュージャーナリズム」についての紹介。 どうしても昔読んだ本のことなんで, 自信を持って書けないところが…。 と,とりあえず曖昧な記憶と 抽象的な評価ばかりになっちゃいますが, ライターさんの紹介と言…

「赤朽葉家の伝説」 桜庭一樹

“辺境の人”に置き忘れられた幼子。 この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、 赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。 これが、わたしの祖母である赤朽葉万葉だ。―千里眼の祖母、漫画家の母、そして…

「涼宮ハルヒ」シリーズ 谷川流

「ただの人間には興味ありません。 この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」。 入学早々、ぶっ飛んだ挨拶をかましてくれた涼宮ハルヒ。 そんなSF小説じゃあるまいし…と誰でも思うよな。俺も思ったよ。 だけどハルヒは心…

「となり町戦争」 三崎亜紀

ある日、突然にとなり町との戦争がはじまった。 だが、銃声も聞こえず、目に見える流血もなく、人々は平穏な日常を送っていた。 それでも、町の広報紙に発表される戦死者数は静かに増え続ける。 そんな戦争に現実感を抱けずにいた「僕」に、町役場から一通の…